結論から伝えると、使わない月を完全に0円にできるのは条件付きでpovoのみで、それ以外は0円に近づける運用が現実的な選択肢になります。
というのも、多くの格安SIMは維持費0円だと採算が合わず、最低料金や利用条件を設けているからです。
そこでこの記事では、povoの仕組みを解説しつつ、月額250円前後で維持できる格安SIMもお伝えしています。
また0円SIMを利用するときの注意点や、運用法についてもあわせて説明しています。
読み終えるころには、きっと自分の使い方に合った「ほぼ0円運用」の格安SIMが見つかるはずです。
よかったら参考にしてみてください。
※とくに注記がない限り、価格はすべて税込表示です。
※掲載内容は更新日時点の情報で、最新と異なる場合があります。
使わない月が0円になるSIMは「povo」だけ!ただし6ヶ月以内に1度の購入が必要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | povo2.0(KDDIのオンライン専用ブランド) |
| 月額基本料 | 0円(トッピング未購入時) |
| データ容量 | トッピング購入分のみ高速通信 |
| 0円時の速度 | 送受信最大128kbpsに制限 |
| 継続利用条件 | 180日間以上トッピング等の利用なしで停止や解除の可能性 |
| 注意点 | データ専用は契約時のみ初回トッピング必須 |
povo2.0は、au回線を使えるKDDIのオンライン専用プランです。
最大の特徴は月額基本料が0円のまま維持できるため、使わない月を完全に0円に近づけられることです。
公式の案内でも、基本料0円でトッピングを追加して使う仕組みが明記されています。
詳しい条件はpovo公式サイトで確認できます。
ただし、0円で放置すればよいわけではなく、継続利用にはいくつかの決まりがあります。
そのため、ルールを理解したうえで「使わない月0円」を狙うことが大切です。
povoで0円運用するための基本条件
- 月額基本料0円のpovo2.0を選ぶこと
- 180日以内に一度は有料トッピングを購入すること
- 0円期間中の通信速度が最大128kbpsである点を理解すること
povo2.0では、データトッピングや通話トッピングを買わなければ、請求される月額料金は0円です。
一方で、180日間以上トッピングの購入などがない場合、利用停止や契約解除となる場合があると案内されています。
そのため、実質的には「6ヶ月に1回は何かしらのトッピングを購入する」運用が安全です。
公式の注意事項にも180日以上利用がない場合の取り扱いが示されています。
この条件を守れば、普段ほとんど使わない回線でも長期的に0円に近い維持ができます。
0円時の通信速度と実際にできること
トッピング未購入の状態では、データ容量は0GB扱いとなり、通信速度は最大128kbpsに制限されます。
この速度だと、地図アプリや動画視聴などはほぼ使えず、簡単なテキスト中心のやり取りがやっとという感覚です。
実際、筆者も使っていますがLINEは即送れずしばらく待機中のような状態になります。10秒前後すると送れるようなイメージです。
ただし、音声通話やSMSは別料金で利用できるため、待ち受け用の回線として持つことは可能です。
データ通信をしっかり使いたい月だけ、1GBや3GBなどのトッピングを購入する形になります。
メリハリをつけた使い方ができる人ほど、povoの0円運用と相性が良いです。
データ専用・通話+データそれぞれの注意点
povo2.0には「通話+データ」と「データ専用」の2種類のプランがあります。
データ専用プランは、契約時にかぎり初回データトッピングの購入が必須で、0円スタートはできません。
その代わり、開通後は必要な月だけトッピングを買えばよく、使わない月は0円で寝かせることができます。
通話+データプランは、基本料0円でも通話料やSMS送信料が使った分だけ別途かかる仕組みです。
かけ放題トッピングなどを追加すれば、メイン回線としても使える柔軟性があります。
自分が通話中心なのか、データ中心なのかを踏まえてプランを選ぶことが重要です。
使わない月でも0円に近い運用ができる格安SIM5選!
0円とまではいかなくても、それに近い形で運用できる格安SIMもあります。
0円SIMの代替として目安にしてみてください。
| サービス名 | プラン名 | 月額の目安 | ポイント |
|---|---|---|---|
| mineo | マイそく スーパーライト | 250円 | 常時32kbpsだが音声通話メインならサブ回線向き |
| HISモバイル | 自由自在2.0プラン | 100MB未満なら280円 | データをほぼ使わない月ほど維持費が安い |
| 日本通信SIM | シンプル290プラン | 1GB付き290円 | 音声通話付きで容量少なめのサブ回線に最適 |
| BB.exciteモバイル | Fit(段階制) 低速通信のみ | 音声SIM 495円 | 速度を抑えて毎月の基本料金を低く抑えたい人向け |
| イオンモバイル | やさしいプラン(60歳以上) | 0.2GB 528円など | 通話が中心のシニア世代に合わせた料金体系 |
それでは、1つひとつ順番に解説していきますね!
1.mineo|マイそく スーパーライトなら月額250円!ただし新規申込のみ
mineoの「マイそく スーパーライト」は、音声通話付きでも月額250円で維持できる超低料金のプランです。
通信速度は最大32kbpsとかなり遅いものの、電話やSMSが中心でデータ通信をほとんど使わない人には十分な水準になります。
平日昼も含めて常時低速でデータ無制限という割り切った仕様なので、メイン回線よりも予備回線としての利用が向いています。
料金や速度の詳細はmineo公式の料金表で最新情報を確認しながら検討すると安心です。
なお、スーパーライトは新規申し込み時にしか選べず、他コースからの変更はできない点に注意が必要です。
サブ回線として「番号だけキープしたい」ときに心強い選択肢になります。
2.HISモバイル|自由自在2.0プランなら月額280円
HISモバイルの「自由自在2.0プラン」は、データ利用量に応じて料金が変わる段階制の音声プランです。
データ利用が100MB未満の月は、月額280円と非常に安く維持できるため、使わない月ほどお得になります。
普段はWi‑Fi中心で、ときどき外出先で少しだけ通信する程度の人にとって、無駄の少ない料金設計です。
旧「自由自在290プラン」から自動移行されたユーザーも多いため、公式サポートの案内を確認しつつ、最新料金をチェックしましょう。
詳しい料金表はHISモバイル公式の国内向けプランページに掲載されています。
音声通話付きで、0円にかなり近い維持費を目指したい人に向いたプランです。
3.日本通信SIM|シンプル290プランなら月額290円
日本通信SIMの「シンプル290プラン」は、1GBのデータ通信と音声通話が付いて月額290円という分かりやすいプランです。
データ容量は小さいものの、ほとんど使わない月でも一定額で維持できるため、料金の見通しが立てやすい点が魅力になります。
サブの電話番号を低コストでキープしたい個人や、小規模事業者の予備回線としても人気があります。
公式サイトでは通話オプションの追加料金なども含めて詳細な条件が公開されています。
最新の料金やオプション構成は日本通信SIM公式の料金・プランページで確認しておくと安心です。
「最低限の1GBがあれば十分」というライトユーザーにぴったりの選択肢です。
4.BB.exciteモバイル|Fit(段階制)プランで低速通信のみなら月額495円
BB.exciteモバイルの「Fit(段階制)プラン」では、高速通信を一切使わず低速のみで運用すれば、音声SIMでも月額495円に抑えられます。
速度は制限されますが、メールやテキスト中心の用途であれば、我慢できる範囲という人も少なくありません。
使ったデータ量に応じて料金が自動で変わる仕組みなので、普段あまり通信しない人は自然と低コストになります。
一方で、うっかり高速通信を多く使うと料金が上がるため、動画視聴などには向かないプランです。
サブ回線として「いざというときだけそこそこ通信したい」人に合った選び方になります。
コストを抑えつつも、完全な待受専用にはしたくない場合に検討しやすいサービスです。
5.イオンモバイル|60歳以上限定の1人用音声プランなら月額528円
イオンモバイルには、60歳以上限定の「やさしいプラン」が用意されており、シニア向けに料金が抑えられています。
最小容量の「やさしいプラン mini.」は、データ容量0.2GBで月額528円程度から利用でき、電話中心の使い方に向いた設定です。
自宅ではWi‑Fiを使い、外出先では主に音声通話だけというシニア世代なら、データ量が少なくても不便を感じにくいでしょう。
さらに、1GBや2GBなど少し多めの容量も選べるため、LINEや地図アプリを時々使う程度であれば十分に対応できます。
ショッピングモール内の専門カウンターで対面サポートを受けられる点も、初めてスマホを持つ人には安心材料です。
「通話メインで維持費を抑えたい60歳以上」の方に、0円に近い感覚で使える格安SIMといえます。
格安SIMを0円(または0円近くで)運用するときの3つの注意点
0円や低価格で維持できる格安SIMは、条件の読み違いで損をしやすいサービスです。
ここでは、0円運用を目指す前に必ず確認したい注意点を3つに整理して解説します。
| 注意点 | 主なリスク | チェックする項目 |
|---|---|---|
| 維持条件と最低利用額 | 自動解約・想定外の請求 | 利用期間・最低料金・事務手数料 |
| 通話・SMS・データ量 | 高額な従量課金 | 通話料・SMS料・低速時の使い勝手 |
| 解約や再契約のルール | 番号消失・再契約不可 | MNP期限・再契約条件・違約金 |
事前にルールを理解しておけば、支払いを最小限に抑えつつ安心して運用しやすくなります。
節約しながら、いざというときに困らないバランスを意識したいところ。順番にポイントを押さえていきましょう。
注意点1.維持条件と最低利用額を必ず確認する
- 0円で維持できる期間や条件をチェックする
- 最低利用額や事務手数料を合計で考える
- 自動解約・休止条件の有無を確認する
まず意識したいのは、0円で維持できるのが「いつまでか」という維持条件です。
たとえば一定期間ごとにトッピング購入が必要なタイプは、放置すると自動解約になる場合があります。
初期費用や事務手数料も含めて、1年単位でトータルコストを試算することが大切です。
月額は安く見えても、解約や再発行のたびに手数料がかかると、結果的に高くつくこともあります。
利用頻度が低い回線ほど、維持条件と最低利用額をセットで確認しておくと安心です。
「どのくらいの期間・いくら払えば維持できるか」を事前に整理しておきます。
注意点2.通話・SMS・データ量の課金に注意する
- 音声通話の1分あたりの料金を確認する
- SMS送信料や認証コード用SMSの料金を確認する
- 低速通信時に使えるアプリやサービスを把握する
0円や格安で維持できるプランは、通話やSMSが従量課金になることがほとんどです。
とくに本人確認やログインで使うSMS認証は、想像以上に回数が増えることがあります。
1回あたりの通話料やSMS料金、無料通話アプリの有無を事前にチェックしておくと安心です。
また、データを使わない前提でも、地図アプリやメッセージアプリを少しだけ使う場面は出てきます。
低速通信でどの程度まで利用できるか、SNSや動画はどこまで我慢できるかもイメージしておきたいところです。
「どこまでが無料で、どこからが有料か」をはっきりさせて運用することが重要です。
注意点3.解約・再契約・番号維持のルールを把握する
- 長期間使わない場合の自動解約ルールを確認する
- MNP予約番号の期限や手数料を把握する
- 一度解約したあとの再契約条件を確認する
ほとんど使わない回線ほど、うっかり解約や番号消失のリスクが高くなりがちです。
一定期間まったく利用がないと、事業者側で自動的に解約されるケースもあります。
今の電話番号を将来も使い続けたいなら、MNPの期限や手続き方法をあらかじめ確認しておくことが大切です。
また、一度解約すると同じ名義や同じ番号での再契約ができない場合もあり、サブ回線ほど注意が必要です。
ときどき発信やデータ通信を行い、アカウント情報も最新の状態にしておくと安心感が高まります。
0円運用を狙うときこそ、解約や番号維持のルールを細かくチェックしておくことが大事です。
0円SIMの賢い運用法3選!
せっかくの0円SIMなので賢く運用し確実に節約したいですよね。
ここでは0円SIMが活かせる運用方法について解説していきます。
| 運用法 | 向いている人 | ポイント |
|---|---|---|
| サブ回線として待機させる | 災害時や通信障害に備えたい人 | 普段は0円運用を意識 |
| 短期利用にしぼって使う | 一時帰国や出張が多い人 | 使う月だけ課金して節約 |
| 家族用・子ども用に限定利用 | 使い過ぎを防ぎたい家庭 | 必要な月だけ有料トッピング |
それでは、各項目ずつに詳しく説明していきますね!
運用法1.サブ回線として待機させておく
- メイン回線が使えないときの保険にする
- 0円期間中も電話番号をキープできる
- Wi-Fi環境メインの人と相性が良い
まずは、0円SIMをサブ回線として待機させておく使い方です。
メインのスマホが圏外や通信障害になったときに、予備の回線があると安心です。
データ通信をほとんどしない月は0円に近い状態で維持し、必要なときだけ追加購入します。
普段はWi-Fiが中心で、外出先での通信量が少ない人ほどメリットの大きい運用法です。
スマホ本体に2枚のSIMを入れられるデュアルSIM対応機種なら、切り替えも簡単です。
万が一の備えとして、家族のスマホと分けて持つのも安心材料になります。
運用法2.短期利用にしぼって使う
- 旅行・出張・帰省のときだけONにする
- 必要なデータ量だけ購入してムダを減らす
- 月をまたがない使い方を意識する
次におすすめなのが、短期利用にしぼって使う運用です。
たとえば長期休暇の旅行や一時的な出張など、特定の期間だけデータ量を追加します。
それ以外の月はトッピングを買わずに、0円またはごく少額で寝かせておくイメージです。
日単位や週単位のデータ購入を組み合わせれば、ムダな基本料金をおさえられます。
スケジュールが決まっている人ほど、事前に計画しやすい使い方です。
サブ機に入れておき、必要なタイミングだけ起動するスタイルにも向いています。
運用法3.家族用・子ども用回線として使う
- ふだんはWi-Fi前提で使わせる
- 外出や連絡が必要な月だけ有料化
- 使い過ぎ防止にもつながる
三つ目は、家族用や子ども用の回線として使う方法です。
自宅ではWi-Fiに接続し、外出が少ない月は0円に近い維持費で電話番号を持たせられます。
学校行事や習いごとで外出が増える月だけ、データ量や通話オプションを追加します。
あらかじめルールを決めておけば、スマホの使い過ぎを抑えやすいのも利点です。
シンプルな料金体系のSIMを選べば、保護者も管理しやすくなります。
家族全体の通信費を見直すきっかけとしても、有効な運用法です。
0円SIMについてよくある3つの質問
0円SIMは、毎月の通信料を抑えたい人にとって魅力的な選択肢です。
一方で、条件や制限を理解しておかないと想定外の請求につながることもあります。
ここでは、申し込み前によく聞かれる3つの疑問を整理して解説します。
質問1:0円SIMでも維持費や手数料はかかるのですか?
- 基本料金0円でも、事務手数料が必要なことがある
- ユニバーサルサービス料などの少額負担が発生する場合がある
- オプション加入で月額料金が発生するケースに注意
- 支払い方法次第で請求タイミングが変わることもある
多くの0円SIMは、データ通信をしない月の基本料金が0円になります。
ただし契約時の事務手数料やSIMカード発行料が別途かかる場合があります。
また、ユニバーサルサービス料など数円〜数十円程度の負担が発生することもあります。
さらに、留守番電話や保証サービスに加入すると、毎月料金が発生する仕組みです。
申し込み前に、初期費用・月額費用・オプション料金を一覧で確認しておくと安心です。
トータルの支払いイメージを把握したうえで、0円SIMを選ぶことが大切です。
質問2:長期間使わないと自動解約されてしまいますか?
- 一定期間チャージやトッピングがないと解約対象になることがある
- 猶予期間や条件は各社の約款で細かく定められている
- 電話番号の維持には最低限の利用実績が必要な場合もある
- 解約後は同じ番号を二度と使えないことがほとんど
0円SIMは、長く使わない状態が続くと自動的に解約される場合があります。
多くのサービスでは「◯カ月間トッピングや課金がないと解約」といった条件を設けています。
この条件を満たさないと、通知のあとに利用停止や契約終了となる仕組みです。
一度解約されてしまうと、その電話番号を再取得できないことがほとんどです。
番号を維持したい場合は、半年に一度など、定期的に小額の課金を行う方法があります。
自動解約のルールは必ず公式サイトの利用規約で確認しておくと安心です。
質問3:0円SIMの状態でも通話やSMS認証は使えるのですか?
- 0円期間はデータ通信のみ不可で、通話やSMSは維持される場合がある
- 音声通話は使った分だけ従量課金になるケースが多い
- SMS認証は電話番号が生きていれば利用できることが多い
- 緊急通報は電波が届けば利用できる仕様が一般的
0円SIMでも、基本料金が0円なのは「データ通信料」のみというケースが一般的です。
そのため音声通話は発信した分だけ別途料金がかかる従量制となることが多いです。
SMSも同様に、送信ごとに料金が発生し、受信は無料というパターンが多く見られます。
2段階認証などのSMS認証は、電話番号が有効であれば利用できるのが通常です。
ただし、海外SMSや一部サービスからの認証メッセージは届かない場合もあります。
0円SIMを認証用のサブ回線として使う場合は、事前に対応範囲を確認しておくと安心です。

